国民健康保険制度(国保制度)は、社会保険制度の中の制度で国民皆保険体制の一部として位置づけられているもので、加入者が保険料(税)を納めて、病気やけがなどの医療費の一部を負担する助け合いの制度です。
- 被保険者(加入者)
国保に加入する方は、自営業者、農業従事者、退職などで職場の健康保険をやめた方、パートやアルバイトなどで職場の健康保険に加入していない方などで、被保険者といいます。 - 国保保険者(都道府県・市町村・国保組合)
国保の保険者は、都道府県、市町村及び特別区と国保組合です。
保険給付をはじめとして、被保険者の健康の保持増進のための保健事業や、保険給付に充てるための保険料(税)の徴収を行います。
長野県の保険者は、県及び77市町村並びに2国保組合です。(平成30年4月現在) - 保険医療機関(病院・薬局など)
被保険者が医療に関する給付(保険診療)を受ける病院・診療所を保険医療機関、薬局を保険薬局といいます。