本文へ
ご利用案内 ふりがなをつける 読み上げる 文字サイズ小さく標準大きく
トップ国保直診医師会長の挨拶

国保直診医師会長の挨拶

国保直診医師会会長の挨拶

国民健康保険法では保険給付の他に、第82条において、「特定健康診査等のほか、健康教育、健康相談、健康診査その他の被保険者の健康の保持増進のために必要な事業を行うよう努めなければならない(保健事業)」と定められており、その実施主体のひとつとして国保直営診療施設(病院、診療所)が、地域住民に対する保健事業活動を積極的に展開しております。

長野県国保直診医師会は、国保直診に勤務する医師が相互研鑽と公的医療機関として国保直診施設の円滑なる進展を期待することを目的に、昭和29年国保診療機関協議会医師部会として発足し、昭和31年県下国保直診医師の独立した医師会組織としてその第一歩を踏み出し、平成27年には60周年を迎え、現在に至っております。

長野県は健康長寿県と言われておりますが、その基礎には私どもが早くから国保保健師、地区住民組織である保健補導員等と一体となり、国保地域医療に積極的に取り組んできた成果があるものと自負しております。

近年の医学・医療の急速な進歩と診療の専門化、ICTの進化により価値観の多様化はニーズの変化をもたらしており、人口減少・少子高齢化が進む中、社会保障制度を維持していくために地域包括ケアシステムによる包括的な支援体制の構築が求められています。
一方で、新型コロナウイルス感染症が蔓延する中で、人々の移動や交流の場が減少しており、新しい生活様式での地域医療に向けて柔軟な対応が求められています。

そのような中で本会では、研修会等により研鑽を積むとともに会員間の情報共有・連携の構築を図り保健・医療・福祉に関わる関係各所と協力し、住民の皆様の更なる健康保持増進に寄与していく所存です。
皆様方のご支援をよろしくお願いいたします。
 

長野県国保直診医師会長
飯綱町立飯綱病院 院長 伊藤 一人

会員施設の紹介

お知らせ