創立年月日 | 平成7年6月 |
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所在地 | 〒389-0402 東御市布下6-1 |
TEL | 0268-61-6002 |
FAX | 0268-61-6004 |
診療科目 | 内科、外科、整形外科 |
医療機器 | レントゲン撮影機器、心電図、ホルター心電図、ポータブル超音波診断装置 |
職員数 |
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臨床研修制度への対応 | 医療と福祉のスタッフが、週1回の多職種連携会議を開催し、在宅患者に関して介護と医療の総合的な討論を行い、病気の治療だけでなく、個人の生活や人生観を尊重した包括ケアを考えるための実習が可能です。 |
医療・福祉・介護・健康増進の総合的なケアで、地域全体の幸福に貢献していく!
診療所の成り立ちと方針
平成7年に、旧北御牧村に健康増進のための「25mプール」と、特別養護老人ホーム「ケアポートみまき」との複合施設の中に、「健康」「福祉」「医療」の連携強化を実現するために「みまき温泉診療所」が設立されました。平成16年4月に旧東部町と合併し、「東御(とうみ)市立みまき温泉診療所」として、東御市全体の健康に取り組む地域の医療機関です。
ケアマネジャー、デイサービスセンターやヘルパーステーション、訪問看護ステーションや特別養護老人ホームなどとチームを結成し、週1回の「多職種協働連携支援会議」で、病気のことだけでなく、介護する家族や家庭環境なども含めて十分に話し合いをしています。 道の駅みまきの「御牧乃湯」に隣接し、診察室から浅間山から湯の丸高原に至る雄大な連峰を望みます。
在宅支援と健康増進
現在、複数の医師で外来・往診を行っています。それぞれの専門性を持ちながら共同して診察に当たることにより、より正確な診察・治療に心掛けています。定期的な訪問診療だけでなく、緊急往診にも対応します。安心して在宅で暮らせるように、福祉・介護スタッフと連携して支援しています。在宅での看取りも、年間40~50件ほど行っています。
「予防」に勝る良薬はありません。脳梗塞や心筋梗塞を予防するために、特定健診を始め、管理栄養士による栄養指導や理学療法士による運動指導などを行っています。膝の痛みや腰痛のために家にこもりがちになってしまう高齢者に対しては、整形外科医による丁寧な診察や十分な検査を実施し、適切なリハビリや楽しい運動などを提案しております。特に、温水プール「アクティブ」を利用すると、温泉による疼痛軽減効果や浮力による膝への体重負荷軽減を生かした楽しい運動を指導しています。
かゆみや食欲不振は亜鉛不足が原因かもしれません?
亜鉛不足は味覚障害の原因の一つとして知られていますが、食欲不振や褥瘡(じょくそう)の治癒遅れ、体のかゆみなどを引き起こすことが、当診療所の研究からわかってきました。
そこで、地域住民4,055名の皆様の協力を得て調査したところ、高齢者の20~30%は亜鉛が不足しています。これらの症状は、亜鉛を内服することにより、改善してきますので、お心当たりのある方は、是非ともご相談下さい。