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松本市国保奈川診療所

松本市国保奈川診療所外観

診療所の概要
創立年月日 昭和28年1月10日
所在地 〒390-1611 松本市奈川2366
TEL 0263-79-2301
FAX 0263-79-2057
E-Mail nagawa@dia.janis.or.jp
医療機器 超音波診断装置、上部消化管内視鏡、X線診断装置
職員数 4名(医師1名、看護師2名、歯科衛生士1名、非常勤歯科医師(週3回))
臨床研修制度への対応 信州大学-波田総合病院での研修において、当診療所も研修施設として組み込まれている。

深山間部の診療体制の確保

診察室1

奈川地区は長野県中央部の西端に位置し、岐阜県との県境である野麦峠付近を源として、地区内を南北に流れる奈川に沿った標高1,000m前後の渓谷に、集落が点在している山間の地区である。総面積は117.65平方キロメートルで、約94%を山林が占めている。標高2,000mを超える山々と5つの峠に囲まれた豊かな自然の中で、山林資源や奈川に注ぐ多くの水源を持ち、古くから自然との共生のもと、峠へと続く街道によって発展してきた。人口は約1,000人、高齢化率は約35%ある。

診療所は地区のほぼ中心に位置し、周辺には市役所支所、郵便局、農協等が集まり、生活の一部分として当施設が存在する。市営バスや、社協の輸送サービスを利用し一人暮らしの高齢者でも気軽に受診することができる。

できる限りの医療を

超音波診断装置、X線診断装置、上部消化管内視鏡を備え、地区内でもできる限り標準的な医療が受けられるよう体制が整えられてきている。平成16年にFCRを導入し、迅速、精確なX線診断が可能となった。平成17年に内視鏡ビデオシステムが導入された。より一層の充実が予想される。

医療機器

病診連携

医師一人体制の診療所では、いざというときバックアップしてくれる病院がどうしても必要となってくる。当院ではふもとの波田町に波田総合病院があり、以前から連携をとっている。救急患者の受け入れ、精密検査の依頼、日常診療での疑問点の解決など、僻地医療において非常にスムーズな連携を確立している。

その他、虚血性心疾患などは松本市内の病院まで搬送している。

保健・福祉との連携

地区内を対象として、予防接種、保育園内科検診、その他、小中学校医として各検診を行なっている。また、成人検診も積極的に活動している。民生委員会にも参加し、地域の実状をつかむとともにケース検討を行い解決に尽力している。また、保健師とともに各地区へ出向き、健康出前講座と題し、癌や糖尿病、骨粗鬆症などの小講演を開き、その後膝を付き合わせて談議し、親睦を深めている。

今後更に進む高齢化を受け入れ、医療体制の確保、保健福祉の連携を強化し、住民の要望にこたえられる診療所でありたい。

診察室2

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