木曽みたけ診療所

診療所の歴史

三岳村診療所（現・木曽みたけ診療所）は、昭和50年12月に村営診療所として開設されました。平成17年6月より診療所の老朽化に伴い大規模改修工事が行われました。さらに同年11月の町村合併により「木曽みたけ診療所」と名称を改め現在に至っております。

木曽みたけ診療所の活動

平成17年11月1日、木曽福島町、日義村、開田村、そして旧三岳村診療所の所在地である三岳村が合併し、長野県木曽郡木曽町となりました。木曽町の人口は12，600人ですが、当診療所の位置する三岳地域は人口1，506名、高齢化率38．7％となっています（平成24年4月1日現在）。木曽御岳山麓、木曽川支流のいくつかの谷筋に小集落が、標高750mから1000mを超えるところまで散在し、冬は寒さが厳しい土地柄です。当診療所はJR中央西線木曽福島町駅から車で約15分のところに位置します。福島地区にある第二次医療機関である県立木曽病院や、看護協会立の訪問看護ステーション、地域の社会福祉協議会とも連携を取りながら、第一次医療を担っています。公共交通機関は、町の生活交通システムの活用により基幹バスと乗り合いタクシーを利用するなどして、当診療所、木曽病院への通院や、JR木曽福島駅利用、日常の買い物などの便が図られています。

また、診療所は一般外来診療や訪問診療のほか、特別養護老人ホームの嘱託医、各種予防接種の実施、地域の保育園や小中学校の校医としての対応を行っています。定期通院患者さんには、予約制をとり時間をかけた丁寧な対応、対話を重視した診療を旨としています。さらに地域住民の皆様や保健・福祉行政と密な連携のもと、地域全体の健康づくりに取り組んでいきます。