創立年月日 | 昭和30年7月1日 |
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所在地 | 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原380 |
TEL | 026-255-3100 |
FAX | 026-255-2427 |
診療科目 | 内科、外科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、リハビリテーション科、脳神経外科、小児科、麻酔科 |
職員数 | 80名(医師8名、薬剤師3名、看護師40名、看護助手12名、医療技術職員11名、事務他6名) |
医療設備 | MRI(オープン型0.3T)、10列マルチスライスCT、マンモグラフィー、骨密度測定装置、外科イメージ、上部消化管汎用ビデオスコープ、超音波診断装置ほか |
ホームページアドレス | http://shin-etsu-hsp.jp/ |
信濃町
信濃町は、北信五岳(妙高山・黒姫山・飯綱山・戸隠山・斑尾山)に囲まれた北信濃に位置し、四季の風景を色濃く感じる高原の町です。霧下そばやとうもろこしなどが特産品として知られ、野尻湖でのフィッシング、ジェットスキー、カヌー等のウォータースポーツや登山、キャンプ、冬は黒姫高原・斑尾・妙高のスキー場など1年を通して楽しめるエリアです。また野尻湖湖畔には半世紀以上にわたり国際的な避暑地として知られる「国際村」があり外国の方々を見かけることも多い国際色豊かな町です。野尻湖はナウマン象の発掘地として有名で「野尻原人」の存在も言われています。さらに、信濃町は俳人「小林一茶」の故郷として知られ、四季を通じて多くの観光客が訪れています。
地域密着型病院として
当院はこの大自然に恵まれた信濃町の町立病院として、昭和30年に創立。当時より徹底した地域密着型の医療サービスを提供してきました。また地域唯一の医療機関であるという特徴から、「健康で安心して生活できる医療の提供」をモットーに診療が行われています。さらに町の人々の生活に密着した医療を提供すべく医師・看護師・薬剤師・理学療法士・栄養士等が連携して各家庭への訪問サービスを展開しています。加えて療養型病棟も併設し、現在は“町の健康ステーション”として町民の方々に信頼されています。
各科紹介
当院の診療科は10科あり、高度医療を見据えた専門外来も開設しています。また、胃の内視鏡手術や人工関節置換術・腹腔鏡下手術・角膜移植、眼内レンズ等、可能な限り患者さん中心の良質な医療を提供しています。
内科
町の健康ステーション」の担い手の核として、各種予防接種、小児疾患から成人病疾患まで幅広く対応しています。お年寄りが多い町の特徴から老人医療には特に力が注がれており訪問看護と連携し、訪問診療が展開されています。
外科
基本的な手術治療も含め診療を行っています。また皮膚科領域や麻酔科領域など外科系領域の診療に広く対応。他科との連携、バックアップの役割を果たしています。
整形外科
運動器官(四肢・頚・腰)の外傷と疾患、リウマチなどの全身疾患に対し、手術・神経ブロックを含めて最新かつ最良の治療を提供できるよう、可能な限り当院で対処しています。手足や首・腰に痛みやしびれなどお持ちの方は、お気軽に受診してください。
脳神経外科
脳梗塞、脳内出血、頭部外傷、テンカン、ケイレンの治療を行っています。慢性硬膜下血腫等穿頭手術にも対応しています。
小児科
子どものことなら何でもご相談ください。
眼科
小児から高齢者のあらゆる眼疾患の診療にあたっています。レーザー治療装置を導入し、緑内障や網膜疾患等に効果を発揮します。また、眼内レンズ手術への対応やコンタクト外来も行っています。
泌尿器科・耳鼻咽喉科
いずれも週1回、非常勤専門医師が診療を担当。外来診療のみならず入院患者さんの診療も担っており、総合的な「町の健康ステーション」の一翼を担っています。
他院との診療連携
信濃町における疾病の特徴は脳卒中の頻度が高く、高血圧をはじめ生活習慣病との関わりが強いことにあります。また、観光地ということもあり、多くの町外の方々が利用しています。そこで信越病院は、近隣市町村の医療機関と協力し、患者さんとその家族をサポートしています。また必要に応じ総合病院への紹介や、これらの病院での手術に当院の医師が関わりながら治療を進めることも行っています。
リハビリテーション
入院や外来リハビリテーションにおいて病院内での機能維持及び回復はもとより、訪問、出張講演等、地域、予防、在宅リハビリテーション事業へも従事し『住民が活力のある生活』、『住民が笑顔で過ごせる生活』が送れるよう日々行っています。
地域密着の看護
今日、専門分化の進む看護の中で、当院では、お年寄りの多い地域の特徴に目を向け、総合的看護を展開しています。一般混合と療養型の2病棟制で、どんな疾病でも偏らず患者さんを丸ごと看る看護を展開しています。さらに病棟・外来・在宅看護と、しなやかな連携で我が町ならではの看護を提供しています。「患者さんの生活と心に寄り添い、共に歩む看護」を目指して看護職員が一丸となって奮闘しています。
地域病院イメージテーマ「おらが病院」
「おらが」は町ゆかりの俳人小林一茶の一節ですが、この「おらが」は「私たちの」を意味します。町立病院で公的役割は当然ですが単に町民の方々が受診される時だけの便利を指すのではなく、町の方々が共に病院を育み発展していきたいと願うものです。「町民の、町民による、町民のための病院」を目指し、各委員会が結成され、よりよい病院づくりに邁進しています。