本文へ
ご利用案内 ふりがなをつける 読み上げる 文字サイズ小さく標準大きく
トップ会員施設の紹介北信地域施設紹介長野市国保大岡診療所・大岡歯科診療所

長野市国保大岡診療所・大岡歯科診療所

長野市国保大岡診療所外観

診療所の概要
長野市国保大岡診療所
創立年月日 昭和47年4月1日
所在地 〒381-2703 長野市大岡乙254-1
TEL 026-266-2310
FAX 026-266-2991
医療機器 心電計、牽引機、超音波診断装置、レントゲン装置、上部消化管内視鏡装置、内視鏡洗浄消毒装置、眼底カメラ、救急蘇生具セット、人工呼吸器、心細動除去装置血液化学検査装置、電解質測定装置、自動血球計数装置
職員数 4名(医師1名、看護師2名、事務1名)
診療所の概要
長野市国保大岡歯科診療所
創立年月日 平成元年4月1日
所在地 〒381-2704 長野市大岡甲4438-1
TEL 026-266-2790
FAX 026-266-2790
医療機器 デンタルユニット2台、パノラマ・デンタルレントゲン装置、笑気麻酔器
職員数 2名(歯科医師1名、歯科衛生士1名)

安心した暮らしを

平成17年1月に合併した大岡地区は、長野市の南西部に位置する中山間地域にあります。地区のシンボルでのある聖山から、国道に沿った集落まで扇状に広がった標高差のある地区です。支所・診療所・保健センター等のある地区の中心地は標高約800mで、歯科診療所は標高約500mで国道沿いにあります。人口は約1,600人で高齢化率の高い過疎の地区です。

大岡地区の良いところは自然が豊かなことです。まず目に入り込んでくるのが北アルプスの大パノラマです。また、春には木々の芽吹き、夏には盛りの深緑、秋には燃えるような紅葉、冬には暖かみのある雪の白さを実感できます。

お口の健康は歯磨きから

歯科診療所は昭和63年に建築されました。一階平屋建てで、治療室、レントゲン室、技工室があり、玄関は車椅子でも入りやすいようにスロープをつけてあります。医師住宅は2階建てで、治療室の続きにあります。 歯科診療所の患者数は1日平均10名で、立地条件からか、近隣町村からも患者さんがきます。小中学校では歯みがき指導が行われ、歯みがきの必要性や、みがき方の知識が普及し指導効果が出ていますが、一定以上の年齢の人にはその機会が無かったためか歯に関する知識が少ない人が多く、住民検診等を通して知識の普及に努めています。また、診療所と連携する事により大岡地区の包括医療の一翼を担っています。

寝たきりを半分に減らす

平成8年に診療所の施設が、また、平成7年に医師住宅が新築されました。診療所は診察室、処置室、薬局、レントゲン室が1室ずつあり平屋づくりです。医師住宅は診療所のすぐ横にあり、2階建てでトイレは簡易水洗です。

診察の様子

また、眼底カメラ血液化学検査装置、心電計等の様々な器具の整備を行い、特に住民の動脈硬化健診に力を入れています。動脈硬化健診とは、患者様の各々の血管の質を測定し、その血管に合わせたオーダーメイドの医療を提供することを目的としています。それにより「寝たきりを半分に減らす」を目標としています。 地区には他に医療機関がなく、救急車も消防署から30分程かかるため、診療所がいざという時にとても頼りにされています。 地区には病気になっても自分の家で暮らしたいと願う住民が多く、診療所でも10人ほどの在宅患者を抱えています。在宅の患者に対しては、デイサービスやショートステイを行う高齢者生活福祉センターの職員、在宅介護支援センターの保健師や介護福祉士やヘルパーと在宅看護及び介護方針について定期的に話し合いをしています。 また、バス停から歩くのが大変だという高齢者からの要望を取り入れて、家から送迎をする福祉タクシーを平成10年度から運行しています。また、へき地中核病院に指定されている厚生連新町病院では、紹介患者のその後の様子などを基に年に何度か検討会を開いています。今後も医療福祉の連携などにより、住民が健康で安心した生活ができるよう努力していきたいと考えています。

検査の様子

会員施設の紹介

お知らせ